BIOGRAPHY
素早いパスさばきが特徴のスクラムハーフ(SH)である。神戸市出身で、兵庫ラグビースクール時代は、報徳学園高校の先輩であるSH田中澄憲さん(明治大学→サントリー)に憧れ、そのプレーの真似をして素早いパス捌きを身に着けた。サントリーでは一年目からレギュラーとなり、2010-2011シーズンのトップリーグ新人賞を受賞。日本代表にも選出され、2011年、ニュージーランドで開催されたラグビーワールドカップに出場。俊敏なプレーでラグビー王国の観客を楽しませ、同国ドミニオン・ポスト紙が掲載した「海外選手のベストフィフティーン」に選出された。サントリーでは初年度から当時世界最多キャップ(139)保持者だった元オーストラリア代表SHジョージ・グレーガンの薫陶を受け、2011年度からは「世界最高のSH」といわれる南アフリカ代表フーリー・デュプレアとともにプレー。世界最高とも言える環境で、パスだけでなく、キックの使い方、ゲームのコントロールなどを学びSHとしての成長を続ける。愛称「ヒワサ、あっちゃん」