BIOGRAPHY
兄弟選手が多い日本ラグビー界の中でもとびきりの有名兄弟の末弟である。4兄弟全員が福岡県の「つくしヤングラガーズ」でラグビーを始め、強豪・東福岡高校でプレーした。長男・隆紀(たかのり)は大学では続けなかったが、次男・啓介(けいすけ)は主にCTBでプレーして中央大からトヨタ自動車へ。三男・将太(まさひろ)は法政大からコカ・コーラに進んだFLだ。隆平は東福岡高校で抜群の突進力を誇るNO8として活躍し、全国大会準優勝。親から授かった屈強な肉体で直線的なコンタクトを得意とする。両親は、一升炊きの炊飯器を2台フル稼働させて4人を育て上げたという。ちなみに腕相撲は長男が一番強い。隆平は「ラグビーは自分の限界に挑戦できることが魅力」と話す。大学からHOに転向し、キャプテンを務めた。U20日本代表では、2008年、2009年とU20世界ラグビー選手権(JWC)に出場。日本で開催された2009年大会はキャプテンとしてチームを引っ張った。家族思いで、尊敬する人は「兄弟」