ラグビー基本情報
ラグビーには、大きく分けて15人制と7人制(セブンズ)の2つがあります。日本に15人制ラグビーが伝わったのは1899年。その後1930年にセブンズの大会が国内で初めて行われました。15人制ラグビーは4年に1度、ラグビー世界一を決める大会「ラグビーワールドカップ」が男女とも行われます。セブンズも4年に1度「ラグビーワールドカップ・セブンズ」が行われ、男女共にオリンピックの正式競技でもあります。
ラグビーワールドカップは2015年にラグビーの母国、イングランドで開催され日本代表も出場(8大会連続)します。そして次の2019年大会は、日本で開催されることが決定しています(女子ワールドカップは2017年にアイルランドで開催予定)。
また、セブンズも2016年のリオデジャネイロオリンピックから正式競技として採用され、2020年の東京オリンピックでも実施されます。男女セブンズ日本代表は11月に、リオデジャネイロオリンピック出場を目指し、アジア予選に挑みます。
ポジション
FW フォワード
1番、3番 PR:プロップ
2番 HO:フッカー 4番、5番 LO:ロック 6番、7番 FL:フランカー 8番 No.8:ナンバー・エイトBK バックス
9番 SH:スクラムハーフ
10番 SO:スタンドオフ 12番、13番 CTB:センター 11番、14番 WTB:ウィング 15番 FB:フルバック得点方法
トライ・・・5点。相手のインゴールにボールを押さえる
ゴールキック(コンバージョン)・・・2点。トライ後のゴールキックが成功
ペナルティーゴール・・・3点。相手のペナルティーからのゴールキックが成功
ドロップゴール・・・3点。プレーの最中にドロップキックでゴールが成功
反則
ノックオン・・・ボールを前に落としてしまうこと
スローフォワード・・・ボールを前にパスしてしまうこと
ノットロールアウェイ・・・タックルした選手、またはタックルされた選手が地面に倒れ、ボールから離れないこと
ノットリリースザボール・・・タックルされた選手がボールを離さないこと
オフサイド・・・プレーをしていけない場所からプレーに加わること
ラグビーの基本プレー
スクラム・・・試合再開のセットプレー。15人制では8人対8人、セブンズ(7人制)では3人対3人でスクラムを組む
トライ・・・相手のゴールラインを越えてボールを押さえるとトライ
タックル・・・ボールを持っている相手の選手をつかんで倒すプレー
ラインアウト・・・ボールがタッチラインから外側に出た場合に試合を再開する方法
キック・・・トライや反則の後にゴールポストを狙ってキック。プレー中はキックを使って相手陣地に攻め込む