「太陽生命カップ2015 第6回全国中学生ラグビーフットボール大会」戦評

中学校の部

第1日目

9/19 16:40KO 1回戦
福岡市立城南中学校(24) 対 (24)天理中学校
※大会規定により抽選を実施。天理中学校が次戦進出。

0919城南 対 天理.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
バックスの走力が持ち味の天理中学校とフォワードの縦攻撃を強みとする城南中学校の対戦は、天理中学校が前半を10対5とリードして折り返した。
後半に入り、2本のトライを追加した天理中学校が一方的にゲームを進めるかと思われたが、城南中学校がフォワードとバックス一体となった攻撃で猛追。3トライを返して同点とし、ノーサイドを迎えた。
抽選の結果、天理中学校が準決勝に進出した。






9/19 17:35KO 1回戦
秋田市立将軍野中学校(12) 対 (7)京都市立藤森中学校

0919将軍野 対 藤森.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
体格とスピードで勝る将軍野がボールを支配するも藤森のよく整備されたディフェンスになかなかゲインできない場面が続いた。開始10分、ゴール前で将軍野FWの圧力に耐えかねて反則を繰り返しシンビン。最後はPKからトライをゆるした。
その後も将軍野のFWが圧力をかけ続け、藤森が懸命にディフェンスをする場面が続いたが、20分藤森が自陣インゴールからBKを走らせ、中央にトライ。両チームしっかりと持ち味を出した好ゲームとなった。
後半も、パワーのあるFWで内側を攻める将軍野とスピードのあるBKを外に走らせる藤森。それぞれのカラーを出しながら一進一退の攻防が続いたが、徐々に将軍野の圧力の前に藤森が受けに回り始めたところで、将軍野が中央にトライ。逆転に成功した。




9/19 17:55KO 1回戦
國學院大學久我山中学校(19) 対 (5)玉名市立玉名中学校

0919久我山 対 玉名.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
中学生にとっては慣れないナイターでの試合、久我山のキックオフで試合開始。両チームともにDFが堅く、得点まで至らない。11分にようやく久我山が先制し、5-0。16分にも玉名のペナルティから久我山がワイドに展開し、右隅にトライ。難しい角度のゴールも決まり、12-0とリードを広げる。玉名はポイント周辺を縦に攻めてからリズムをつかみ、前半終了間際、久我山陣ゴール前のペナルティから攻めて1トライを返して12-5で折り返す。
後半は粘り強いDFでお互いに得点できない状況が続く。残り2分となったところで久我山がラインアウト、モールからショートサイドを攻めて右隅にトライ。再び難しい角度のコンバージョンも決めて19-5。玉名の反撃も堅守で封じ、久我山が勝利を手にした。



9/19 17:55KO 1回戦
茗溪学園中学校(7) 対 (38)東海大学付属仰星高等学校中等部

0919茗溪ー仰星.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
水戸市ツインフィールドに於いて、黒・ブルーの縞ジャージ・茗渓、紺に赤・白のジャージ・東海大の試合が、茗渓谷のキックオフにより開始。
前半4分・茗渓・敵陣ゴール前から展開、ショートキックのボールを競い合い、東海大がボールをこぼした所を、8番が拾いトライ・ゴール成功(7点)
前半10分・東海大・ハーフライン付近からバックス展開、最後は10番が中央付近にトライ・ゴール成功(7点)
このトライで東海大が勢いづき、以後、終始東海大のペースで試合が展開される。同点に漕ぎ着け、東海大の落ち着いたボールさばきが目立つようになる。
前半17分、右サイドのラインアウトからモールを東海大2番飛び込みトライ・ゴール成功(14点)
前半20分、茗渓ゴール前のスクラムから東海大展開、こぼれた球を3番が拾い中央にトライ・ゴール成功(21点)東海大の選手の身体が鍛えられており、プレーのスキルも1枚上手。
前半終了・東海大21点×茗渓7点

後半・東海大のキックオフにより開始。
後半12分・東海大中央右付近スクラムより展開12番左隅に飛び込みトライ・ゴール成功(28点)
後半16分・東海大・2番中央左付からの展開し右隅にトライ・ゴール不成功(33点)終始東海大のペースで試合が進み、東海大のボールの繋ぎ、球出しのスピードが速いのが目立つ。
後半20分、東海大16番中央付近スクラムから展開、左ライン際を走り切り左隅にトライ・コール不成功(38点)

試合終了・東海大38点×茗渓7点
FWの体格とBKのスピード・ライン突破力が勝った東海大。終始優勢に試合を進め・攻めたてた試合展開。

第2日目

9/20 9:20KO 敗者戦
福岡市立城南中学校(33) 対 (19)京都市立藤森中学校

0920城南-藤森.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
藤森中学校のキックオフで開始された前半は、藤森中学校がバックスの走力を活かして2本のトライを挙げ、リードを広げた。しかし、粘る城南中学校は2本のトライを返し、藤森中学校も1トライを加えて、19対12で前半を折り返した。
後半3分、フォワードの縦突破から城南中学校が中央にトライを決め同点に追いつくと、さらにフォワードの連続攻撃から2本のトライを加え、33対19で藤森中学校を振り切った。






9/20 9:20KO 敗者戦
玉名市立玉名中学校(19) 対 (38)茗溪学園中学校

0920茗溪-玉名.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
玉名、再三のBK展開でウィング12番のスピードに乗った走りが目立つ。
硬さが取れた茗溪が玉名陣地で試合を進める。
両チームともに慎重になり過ぎ、サインプレー等を使わず、オーソドックスなBK展開に終始する。

後半、茗溪のスピードに乗ったBKランが目立つようになる。
それに反比例する様に玉名のスピードが落ちると共にミスが目立つようになる。





9/20 10:15KO 準決勝
天理中学校(19) 対 (14)秋田市立将軍野中学校

0920天理-将軍野.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
曇天から晴天に変わり、気温が上昇してきた中での第1ブロック準決勝。
天理キックオフで試合開始。4分、天理がキックパスから左隅にトライ。難しいコンバージョンも決め、7点を先制。9分には相手のペナルティからタッチキック。ラインアウトモールからトライを挙げ12-0とリードを広げる。そのその後は両チームともスコアできず前半終了。

後半に入り将軍野がペナルティからチャンスを作るが、ラインアウトをスチールされ、攻撃が寸断されてしまう。
9分、天理が相手ゴール前スクラムからサインプレーが決まり7点を加え、19-0。将軍野は13分、20分とFWがトライを返すが19-14でノーサイド。天理が決勝進出を決めた。


9/20 10:15KO 準決勝
國學院大學久我山中学校(19) 対 (38)東海大学付属仰星高等学校中等部

0920久我山-仰星.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
久我山のキックオフで試合が開始。
久我山の運動量が多く機敏に動くFWに対し、BKで圧力をかける仰星が一進一退の攻防を繰り返えすが、久我山のがラインアウトのミスなどの影響で5点のビハインドで前半を終えた。

後半、カウンターラックでボールを奪った久我山がキックを使ったトライで逆転。さらに強みのFWの動きでダメをおす。仰星は後半ラックに苦しみ、連続攻撃ができなかったことが悔やまれた。






第3日目(順位戦・決勝戦)

9/21 10:00KO 7位決定戦
京都市立藤森中学校(19) 対 (19)玉名市立玉名中学校
※大会規定により両チーム7位

藤森のKOで試合開始。
グラウンドを大きく使って試合を組み立てる藤森に対して、玉名は細かくボールをつなぎ、連続アタックで応戦。前半は相手の反則をチャンスに変え、トライを結びつけた玉名がリードする。

後半はお互いのチームカラーを出し合い、一進一退の白熱した試合となる。最後まで積極的にボールを動かし続けた藤森と粘り強いディフェンスが光った両チームの健闘を称えたい。


9/21 10:00KO 5位決定戦
福岡市立城南中学校(26) 対 (24)茗溪学園中学校

強い日差しのもと、茗溪のキックオフで試合開始。
4分、自陣から展開した茗溪がトライを挙げ7-0と先制。12分には茗溪がPGを成功させ10-0とリードを広げる。18分、城南の攻撃を茗溪のカウンターラックからターンオーバーし、12番が50m独走トライ。ゴールも決まり17-0とし、前半終了。

後半に入り、城南が反撃を開始。3分、8分、11分と3トライ、3ゴールを返し、17-21と逆転に成功。14分にもトライを挙げ、17-26とし、9点リード。19分に茗溪12番が50m独走トライで7点を返し、24-26とするが、その後はスコアが動かず、試合終了。
城南が逆転勝利で5位となった。

9/21 10:20KO 3位決定戦
秋田市立将軍野中学校(0) 対 (31)東海大学付属仰星高等学校中等部

攻守のバランスのとれた両チームの対戦は、ミスの少ない引き締まったゲームとなった。体格でやや勝る仰星中等部が大きくボールを動かし、1トライを挙げて5対0とリードして前半を終えた。

後半開始直後、敵陣深く攻め込んだ仰星中等部は、フォワードで押し込みトライを追加すると、15分、19分と立て続けにラインアウトからフォワードが飛び込み、31対0で勝利を収めた。




9/21 11:10KO 決勝戦
天理中学校(17) 対 (14)國學院大學久我山中学校

0921天理-久我山.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
よく訓練されたバックスのムーブでボールを動かして攻める天理に対し、久我山は粘り強いディフェンスで対抗。久我山はラインアウトが不安定で力のあるフォワードを活かしきれない。このため、天理のキックが効果的に要所で決まり、久我山は流れをつかめなかった。

後半に入っても、天理バックスがムーブからトライし、優位にゲームを進めるが、久我山もキックのカウンターから天理陣深く入り、トライを奪うなど、一進一退の攻防が続いた。
ディフェンスで両チームともに激しくプレッシャーをかけあったが勝負を分けたのはプレーの精度の差か。
最後まで諦めず、PKで同点を狙わず勝にこだわる姿は中学生らしく、素晴らしい好ゲームであった。




スクールの部

第1日目

9/19 16:40KO 1回戦
長崎ラグビースクール(26) 対 (7)西神戸ラグビースクール

0919長崎RS-西神戸RS.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
初戦という事から両チームとも動きが硬くミスが目立ち、波に乗れない時間が続いた。
前半の中盤に入っても両チーム懸命のディフェンスから一進一退の攻防が続いていたが、体格に勝る長崎が西神戸ゴール付近のラックをターンオーバー、トライ。直後、西神戸が大きくボールを動かし、中央付近にトライ。同点で前半を終える。

硬さがほぐれた後半は、両チームともに速く、大きくボールを動かし始め、先に長崎がトライ。しかし西神戸も鋭い出足と低いタックルで長崎を苦しめる。長崎は個人のパワーに頼りすぎ、ボールをつなぐことができない。
終盤、足が止まり始めた西神戸を長崎のパワーが圧倒し始め、トライを重ねた。体格で劣る西神戸が初出場ながら十分に持ち味を発揮し、第4回大会優勝の長崎を苦しめた好ゲームだった。

9/19 17:00KO 1回戦
横浜ラグビースクール(7) 対 (46)伊丹ラグビースクール

0919横浜RS-伊丹RS.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
昨年の決勝カードが今年は1回戦で実現。薄暮のなか伊丹のキックオフで試合開始。伊丹のペースで試合が始まり、2分、4分、9分と3トライをあげ19-0とリード。伊丹の攻撃に慣れてきた横浜はDFが修正され、リズム良く攻める。18分、相手陣内まで攻めた横浜のラックからこぼれたボールを伊丹9番が拾い、60m独走トライで26-0。前半を終了した。

後半開始2分で伊丹がトライをあげ31ー0とリードを広げる。7分には横浜が伊丹のペナルティから速攻をしかけ7点を返し、31-7とする。その後は伊丹がペースを握り3トライを追加。46-7で伊丹が準決勝進出を決めた。



9/19 17:00KO 1回戦
世田谷区ラグビースクール(14) 対 (12)兵庫県ラグビースクール

0919世田谷区RS-兵庫県RS.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
水戸市ツインフィールドに於いて、緑のジャージ・世田谷RS、白・赤・の市松模様ジャージ・兵庫県RSの試合が、兵庫県RSのキックオフにより開始。
前半1分・兵庫県RS・敵陣ゴール前から展開、2番がラインを抜け、トライ・ゴール失敗(5点)
立ち上がり、世田谷RSの緊張がほぐれる間もなく、トライを奪われる。
前半20分・兵庫県RS・敵陣10メートル付近より展開、バックス10番が中央ライン突破トライ・ゴール成功(12点)
終始、兵庫県RSが優勢な試合展開を進める。陣地も常に敵陣内で試合を進める。

前半終了・兵庫県RS12点×世田谷RS0点

後半・世田谷RSのキックオフにより開始。
後半1分・世田谷RS中央右付近寄りノックオンを引っかけ10番中央に飛び込みトライ・ゴール成功(7点)
後半開始早々の世田谷RSのトライにより、堅さが取れ世田谷RS本来の攻撃が仕掛けられる様になる。
後半18分・世田谷RS・1番中央左付からのモールを押し込み1番が持ち込み中央左にトライ・ゴール成功(14点)
試合終了・世田谷RS14点×兵庫県RS12点
後半早々のトライから蘇った世田谷RSが、後半優位に試合展開を進め、終了間際、兵庫県RS前での攻防から世田谷が左に飛び込み試合を決める。

9/19 17:00KO 1回戦
高崎ラグビークラブ(0) 対 (46)筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール

0919高崎RS-筑紫ケ丘RCJS.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
ともに2回目の出場となる高崎ラグビークラブと筑紫丘ラグビークラブジュニアスクールのゲームは、スピードとコンタクトの強さに勝る筑紫丘が4トライを奪い、24対0として前半を終えた。

後半に入っても攻撃の手を緩めない筑紫丘は、接点でボールを支配し、タイミングの良い球出しでバックスを走らせ、さらに4本のトライを追加して、46-0で勝利を収めた。






第2日目

9/20 9:20KO 敗者戦
西神戸ラグビースクール(12) 対 (20)横浜ラグビースクール

0920横浜RS-西神戸RS.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
鉛色の曇天のもと、横浜のキックオフでスタート。4分、西神戸9番がタックルをかわして先制トライで5-0。その後はターンオーバーの連続でめまぐるしく攻守が入れ替わる。14分、横浜が相手陣ゴール前ペナルティから左に展開しトライ。5-5の同点とする。西神戸はペナルティが多くなり、リズムが作れず、横浜がペースを握り、17分にトライ。ゴール成功し、5-12となる。西神戸は反則の繰り返しで前半終了前で12番がシンビン。そのペナルティから展開した横浜がトライをあげ5-17で前半終了。

後半に入り、1人少ない西神戸が1トライ1ゴールを返し12-17。その後一進一退の攻防が続くが、16分横浜がPGを決め12-20で勝利をあげた。



9/20 9:20KO 敗者戦
兵庫県ラグビースクール(49) 対 (19)高崎ラグビークラブ

0920兵庫RS-高崎RC.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
ラック周辺で圧力をかけ試合を進める高崎に対し、兵庫はセンターを中心にアタックを組み立て対抗する。前半はお互いのチームカラーを発揮し、一進一退の試合内容となった。

後半、開始早々センターが抜け出しトライ。兵庫が試合の流れを引き込んだ。ペースを握った兵庫がボールを動かし続け、高崎を振り切り勝利する。






9/20 10:15KO 準決勝
長崎ラグビースクール(7) 対 (36)伊丹ラグビースクール

0920長崎RS-伊丹RS.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
フォワードとバックスのバランスのとれた攻撃を仕掛ける伊丹ラグビースクールが前半に4本のトライを重ね、長崎ラグビースクールの反撃を1トライに抑えて24対7とリードしてハーフタイムとなった。

後半、風上に立った伊丹ラグビースクールはキックを有効に使った攻めでトライを奪うと、さらにバックスの素早い展開からトライを追加し、36対7で勝利を収めた。







9/20 10:15KO 準決勝
世田谷区ラグビースクール(0) 対 (27)筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール

0920世田谷RS-筑紫ケ丘RCJS.jpg【写真提供:オールスポーツコミュニティ】
両チームともFWが強く、序盤は互角だったが筑紫丘のディフェンスの出足が鋭く、徐々にペースをつかんだ。対する世田谷も効果的にキックを使い陣地を前に薦めるが筑紫丘のディフェンスを前に、そこからゲインすることができない。前半はターンオーバーからボールを動かしBKを走らせた筑紫丘がトライを2本とり終了。

後半も筑紫丘がディフェンスから押し気味にゲームを進め、接点では互角に戦う世田谷をゲインさせない時間帯が続く。後半中盤頃から、ディフェンスの意識が高い筑紫丘が攻撃においても大きくボールを動かし始めた。世田谷も懸命のディフェンスを見せるが、筑紫丘が3トライを追加しゲームが終了した。




第3日目(順位戦・決勝戦)

9/21 9:00KO 7位決定戦
西神戸ラグビースクール(32) 対 (7)高崎ラグビークラブ

西神戸のKOで試合が開始。前半、立ち上がりの緊張感からか動きの硬い高崎から西神戸が先制トライを奪う。その後も西神戸が3本連続でトライをとり得点を重ねる。高崎は細かいミスや反則で攻撃が続かず、得点に至らないまま前半が終了。

後半、高崎が反則の続いた西神戸よりトライを奪い反撃をするも、すぐに西神戸も取り返す。高崎にとっては前半同様なかなか攻撃のリズムにのれず、悔いの残る試合となった。




9/21 9:00KO 5回決定戦
横浜ラグビースクール(31) 対 (31)兵庫県ラグビースクール

さわやかな秋晴れのもと、横浜のキックオフで試合開始。
4分、7分、8分と兵庫県が3トライをあげ21-0とリードし、試合の主導権を握る。横浜も徐々に調子を上げ11分、19分と2トライ返し、21-12と追い上げる。前半終了間際に兵庫県がPGを決め、24-12と12点差をつけて折り返す。

後半3分に兵庫県がトライを追加し、31-12とリードを広げる。9分、兵庫県12番が危険なタックルでシンビン。そこから流れが変わり、13分、16分、18分と横浜が3トライを返し、同点に追いつく。試合終了直前、兵庫県が40mのPGを狙うが、不成功でノーサイド。引き分けにより、両チーム5位となった。


9/21 9:20KO 3位決定戦
長崎ラグビースクール(24) 対 (5)世田谷区ラグビースクール

0921長崎RS-世田谷RS.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
サイズとスピードに勝る長崎ラグビースクールが敵陣でボールを支配し、優位にゲームを進めました。対する世田谷区ラグビースクールも粘り強いディフェンスでゴールラインを割らせなかったが、前半10分に長崎が連続攻撃からトライを挙げ、均衡を破った。
その後もトライを重ねた長崎に対し、世田谷区も1トライを返すが及ばず、24対5で長崎が勝利した。







9/21 10:10 決勝戦
伊丹ラグビースクール(22) 対 (19)筑紫丘ラグビークラブジュニアスクール

0921伊丹RS-筑紫丘RCJS.JPG©JRFU,2015 photo by K.Fukushima
ラグビースクール決勝戦。
伊丹のKOで開始。
筑紫丘が敵陣で有利に試合を展開する。5m前ラインアウトからモール形成、押し込みが成功し、筑紫丘の初トライ。GKも成功し、7点を先制。
伊丹は敵陣ゴール10m前のセットプレーからBKに回し、トライを挙げ5点。
伊丹、中央付近よりBKに回し2つのポイントを作る。、その後マイボールを回し最後は中央にトライをとり逆転に成功(12-7)BKの展開、突破力が光った。
筑紫丘が敵陣で再々攻撃を仕掛け、最後はFWがトライを決める。(12-12)

≪後半≫
伊丹、敵陣前10mPKからBKへ展開、センターがラインを抜け中央にトライ、ゴール成功(19-12)
筑紫丘、敵陣22mのセットプレーよりBK展開、ラインの穴を突いて中央にトライ、ゴール共に成功。(19-19)
敵陣10m、PKを伊丹が冷静に決める。(22-19)

決勝戦に相応しい両チーム取りつ取られつのハイレベルな試合が展開され、勝利にこだわった伊丹の勝利。