「太陽生命カップ2017 第8回全国中学生ラグビーフットボール大会」戦評

第1ブロック(中学校の部)

9/16 16:30KO 1回戦
本郷中学校(12) 対 秋田市立将軍野中学校(17)

将軍野ボールのキックオフで試合開始。キックオフ後から、将軍野は本郷陣内で試合を進めるが、本郷ディフェンスがゴールを割らせない。しかし、本郷は自陣から脱出できす、17分に将軍野がトライして5-0と先制。後半に入ると今後は本郷が将軍野陣内で試合を進め、4分に5-7と逆点。その後、9分に将軍野がトライを決め、10-7と逆点。15分にも将軍野は
トライを決め、17-7とリードを広げる。本郷も反撃して、1トライを返したところで、ノータイム。17-12で、将軍野が前回大会準優勝の本郷に勝利した。

9/16 17:25KO 1回戦
京都市立勧修中学校(17) 対 福岡市立城南中学校(5)

曇天が少し肌寒い中、勧修中のキックオフで前半が始まった。双方互角の戦いを展開するが12分、敵陣25m付近のラックで勧修中がターンオーバー。ウィングが快走し、左隅にトライ。ゴールはならず5-0。終了間際に敵陣25mのラインアウトからのこぼれ球を勧修中が拾い右隅にトライし10-0。後半、キックを巧みに使う勧修中が優位に試合を進め11分、中央にトライ。ゴールも決まって17-0。後半、インジュアリタイムに入っても果敢に攻めた城南中がゴール右中間にトライ。ゴール入らず、15-5。そのまま試合終了となった。

9/16 17:55KO 1回戦
東海大学付属仰星高等学校中等部(38) 対 日向市立富島中学校(7)

体格とフィジカルが勝る仰星中に対し、富島中が鋭い出足のディフェンスで対抗。前半序盤は一進一退の攻防が見られたが、次第に仰星中FWが接点を支配し始め、俊足のBKを走らせて得点を重ねる。富島中も必死のタックルを繰り返すが、仰星中の立ってボールを繋ぐ意識とテンポよくボールを動かすリズムにトライを許すシーンが続いた。
中学生離れした体格とスピード、組織的なアタックで仰星中がゲームを支配したが、点差は開いたものの、最後まで引き締まった試合になったのは、富島中が中学生らしく、ひたむきにタックルを繰り返し、内側の突破を許さなかったことが大きい。

9/16 17:55KO 1回戦
名古屋市立御田中学校(14) 対 茗溪学園中学校(42)

(前半)試合は茗渓学園中のキックオフで開始。 開始早々1分、茗渓学園中が自軍からオープンに展開、WTBがタッチライン際を走り抜けトライ・ゴール成功7点。両チーム共に果敢にバックスを使ったオープン展開を試みるが、御田中も時折キックで陣地の挽回を試みるが思うように伸びずに苦戦を強いられる。20分、茗渓学園中のカウンターアタックによりバックスのオープン展開によりトライ・ゴール成功14点。(後半)試合開始1分、茗渓学園中中央付近から展開、左ライン際を走り切ってトライ・ゴールも成功し21点。3分、茗渓学園中中央付近から展開・繋いでトライ・ゴールも成功28点。益々、茗渓学園中のエンジン全開、得意のオープン攻撃に加えキック攻撃を仕掛け、ロングゲインの末、トライ・ゴール成功35点。茗渓学園中のオープン展開・ロングキックと多彩な攻撃パターンから中央にトライ・ゴール成功42点。御田中もここまでかと思われた終盤、ゴール前まで持ち込みスクラムから飛び込んでトライ・ゴール成功7点 終盤の20分、御田中が維持を発揮し、自軍10メートル付近から走り切り中央にトライ・ゴール成功14点。両チーム共に持ち味を出し切り、茗渓学園中は果敢にオープン展開を試み素晴らしいチームプレーを見せ、また、終盤のワンサイドの試合展開から2トライを奪った御田中の頑張りも称賛ものであった。

9/17 9:20KO 敗者戦
本郷中学校(24) 対 福岡市立城南中学校(19)

(前半)試合開始後、城南中がFW攻撃を果敢に仕掛けるが、11分本郷中が自軍よりオープンに展開バックスが走り切りトライ5点。16分、本郷中が再三・連続攻撃を仕掛けてトライ10点。19分、本郷中がオープンに展開、バックスが走り切り中央にトライ・ゴール成功17点。(後半)開始早々の2分、本郷中FWが奪ったボールをオープン、パントキックも交えて展開バックスが飛び込みトライ・ゴール成功24点。4分、城南中の反撃開始、得意のFW攻撃を仕掛け、中央に持ち込みトライ・ゴール成功7点。続く8分にも城南中がFWから仕掛けバックスにボールが回りトライ12点。12分、本郷中のプレイの精度が落ちて来た所につけ込み、城南中が続けざまにトライ・ゴール成功19点。その後は両チーム一進一退のゲーム展開が続きノーサイド。

9/17 9:20KO 敗者戦
日向市立富島中学校(19) 対  名古屋市立御田中学校(7)

やや雨脚が強まった天候の下、御田中のキックオフで始まったゲームは、緊迫した攻防が続く中、前半7分、富島中が相手ペナルティから素早くリスタートし、フォワードがインゴールでボールをおさえ先制トライを挙げた。これでリズムに乗った富島中は、さらに2トライを追加し、19対0とリードを広げて前半を折り返した。後半は、お互いに相手の出足を止める厳しいディフェンスで引き締まった試合展開となったが、富島中っが御田中の反撃を1トライに抑え、19対7で勝利を収めた。

9/17 10:15KO 準決勝
秋田市立将軍野中学校(12) 対 京都市立勧修中学校(25)

勧修中のキックオフで試合開始。FWにこだわる将軍野中とテンポの良いBKの展開にこだわる勧修中の見ごたえのある試合となった。中盤より将軍野中のFWが機能し始め盛り返し、前半を終える。勧修中が12-7でリードした。後半も将軍野中はFW戦にこだわりトライを取るが、勧修中のテンポのよいBK攻撃が将軍野中のディフェンスを破り、2トライ1ペナルティゴールを重ね試合が終了。25対12で、勧修中が勝利した。得点に時間のかかった将軍野中を短時間で得点を重ねた勧修中が破る試合であった。

9/17 10:15KO 準決勝
東海大学付属仰星高等学校中等部(33) 対 茗溪学園中学校(0)

前半は両チーム共、一進一退の展開で相手を伺う慎重なゲーム運びとなった。体力で勝る東海は前半11分ハーフ、エイライン付近からモールで大きく前進し、左から展開、左隅にトライ5対0とリードした。更に前半終了間際、東海中は自陣から右へ展開し、『11』が右中間へトライ、ゴールも成功し12対0で前半を終えた。後半3分、東海中は『11』がスピードに乗った走りを見せ、中央へトライし19対0とリードを広げた。更に東海中は後半10分、19分と着々と得点を重ね33対0で勝利した。この試合では、東海中のしっかりと鍛えられたディフェンスとバランスの取れたバックスへの展開が印象的であった。

9/18 10:00KO 7位決定戦
本郷中学校(26) 対 日向市立富島中学校(31)

(前半)試合開始早々1分、本郷中がオープンに展開中央に飛び込みトライ・ゴール成功7点。5分、本郷中のバックスが自軍陣地から独走のトライ・ゴール成功14点。8分にも本郷中がバックスに展開ゴール前で捕まりラックから持ち込みトライ・ゴール成功21点。ここまでは本郷中のワンサイドな攻撃に終始したが、12分、富島中がボールを獲得果敢にオープン攻撃を仕掛けトライ5点。ハーフタイム間際の20分、富島中が敵陣ゴール前の攻防から抜け出し・飛び込みトライ・ゴール成功12点。(後半)両チームによる手に汗握る攻防が後半戦も展開され、6分、富島中が中央に飛び込みトライ・ゴール成功19点。続く9分、富島中に勢いが付き、ハーフライン付近からオープンに展開し中央付近にトライ惜しくもゴールを外し24点。逆転を許した本郷中、13分、オープン展開からゴール前まで攻め込みFWが持ち込みトライ26点。ノーサイド間際の20分、富島中の猛反撃が開始され、敵陣ゴール前でのPKからモールを作り最後を抜け出し中央付近にトライ・ゴール成功31点。

9/18 10:00KO 5位決定戦
福岡市立城南中学校(33) 対 名古屋市立御田中学校(12)

風下の城南中ボールのキックオフで試合開始。3分に御田中が7対0と先制するが、城南中が2トライをあげ、7対12と逆転。後半、風上に立った城南中は、1分、4分と追加トライをあげて7対26とリードを広げる。7分には御田中がトライを返し、12対26。15分に城南がトライを加え、12対33で試合終了。前半からメンバーをどんどん入替えた全国ラグビーの城南中が勝利した。敗れた御田中も、キックスキルやパススキルが素晴らしく、モールなども力強くバランスのとれたチームであった。

9/18 10:20KO 3位決定戦
秋田市立将軍野中学校(14) 対 茗溪学園中学校(12)

開始3分、茗渓中がラインアウトからBKに展開、CTBがスペースに走り込んでトライ。ここで将軍野中も硬さがとれ、積極的にボールを動かすも茗渓中のディフェンスに阻まれ、中々ゲインすることができない。茗渓中も集散よくボールをリサイクルするものの、ペナルティが多く、波に乗れない時間帯が続きたが、茗渓中BKのディフェンスの一瞬の隙をつき、将軍野中センターがギャップをついて、繋いでトライを返す。暑さのためか、前半終了間際に足が止まった茗渓中に対し、将軍野中がボールを大きく動かしBKがトライ。前半を終了。後半開始2分、茗渓中が持ち味を発揮し、テンポよくリサイクルを続けて中央にトライ。ここから茗渓中がペースを上げると思われたが、将軍野中もよくディフェンスし、一進一退の攻防が続いた。両チームとも積極的に展開を試みるも、ボールが手につかない場面が目立つ。後半の半ばを過ぎた頃から、将軍野中が大型のFWでボールをキープ。少しずつ前に進みながら時間を使い、2点差で逃げ切った。

9/18 10:20KO 決勝戦
京都市立勧修中学校(12) 対 東海大学付属仰星高等学校中等部(36)

台風一過の青空の下、勧修中のキックオフで始まった中学校のキックオフで始まった中学校の部の決勝戦は、開始1分、勧修中の先制トライで幕を開けた。対する東海大中は果敢にバックスへ展開し、6分にウィングが左隅に飛び込んで2点差に迫った。その後、両チームともに持ち味を生かして1トライずつを加え、12対12の同点で前半を終えた。後半に入ると東海大中が力強い突破で勧修中の防御を崩し、2分にトライを決めて勝ち越した。主導権を掴んだ東海大中は、さらに2トライ、1ポイントを加え、初優勝を飾った。


第2ブロック(スクールの部)

9/16 16:30KO 1回戦
つくしヤングラガーズ(7) 対 岡山ラグビースクール(10)

開会式後にメインスタジアムで行われたゲームは、前半3分、岡山ラグビースクールの先制トライで幕を開けた。対するつくしヤングラガーズは、12分にフォワードが押し込んで中央にトライ。ゴールも決まり、7対7の同点で前半を折り返した。後半に入っても一進一退の攻防を繰り広げた両チームであったが、16分つくしヤングラガーズの反則で得たペナルティキックから、岡山ラグビースクールが見事にゴールを決め、これが決勝点となって岡山ラグビースクールが10対7で勝利を収めた。

9/16 17:00KO 1回戦
長崎ラグビースクール(36) 対 水戸日立ラグビースクール(26)

5年連続出場の長崎RSと初出場の水戸日立RSの対戦となつた。1回戦は、開始1分長崎が先生するも水戸日立もBKが展開してトライを返しゴールも決めて逆点。お互いに持ち味を発揮し、トライの獲り合いとなり19対14で長崎がリードして前半を終了。後半も長崎がトライを獲ると水戸日立が獲り返すという緊張感のあるゲーム展開が続いたがPGを長崎が決めて突き放し、水戸日立もトライを返したが、36対19でノーサイド。お互いに持ち味を発揮した好ゲームでしたが、FWのパワープレーで優る長崎が優っていた。

9/16 17:00KO 1回戦
横浜ラグビースクール(21) 対 明石ジュニアラグビークラブ(12)

台風の影響を受けた曇りの空の中、横浜RSのキックオフで試合が開始された。前半7分まず先手を取ったのは、横浜RSで敵陣20m付近のラックを連続して取り、素早くBKへ展開、右中間へトライ7-0とリードした。その後一進一退が続く中、前半15分横浜RSはFWの力強い突進から右へ回しトライ14-0として前半を終えた。後半に入り明石JRは、グランドを広く使うワイドな攻撃を見せ、トライを重ね12-14と追い上げた。しかし横浜RSも攻撃の手を緩めず終了間際に得点を重ね21-12で勝利した.

9/16 18:20KO 1回戦
世田谷区ラグビースクール(5) 対 吹田ラグビースクール(15)

日もすっかり暮れ肌寒い中、試合開始。前半4分早くも吹田ラグビースクールが先制を決め5-0とリードした。対する世田谷も相手陣内で攻撃を見せるもトライにならず前半終了。後半2分、吹田が2トライ目を決め10-0と世田谷を引き離す。その後世田谷が粘りを見せ、後半12分に本大会初トライを決め10-5と追いかける。しかし吹田がさらにももう1トライを決め、15-5で吹田ラグビースクールが勝利した。

9/17 9:20KO 敗者戦
つくしヤングラガーズ(35) 対 水戸日立ラグビースクール(14)

前半つくしヤングラガーズが右オープン攻撃から11番がトライ、ゴールを成功して7点先制した。水戸日立も攻めたが、ハンドリングエラーが目立つ展開で16分にPKから左へ展開して、トライ7点を追加、18分にも相手ゴール前のノッコンからモールを押し込み1番がトライ、7点追加して21対0でつくしヤングラガーズが水戸日立をリードして前半終了。後半も開始早々つくし9番がラインブレイクしてトライを奪い、ゴールも成功して7点を追加。11分相手ゴール前のPKから水戸日立のFWが押し込み、10番が飛び込んでトライ7点を返した。19分つくしが再度を突破し、FW・BKが繋いで、6番がトライ、ゴールを決めた。水戸日立も最後に22番がトライし7点を返したが、35対14でノーサイド。ディフェンスが前に出て相手にプレッシャーをかけ続けたつくしヤングラガーズが危なげない試合展開で勝利した。水戸日立も本来の展開力をミスで発揮できなかったのが、残念でした。

9/17 9:20KO 敗者戦
明石ジュニアラグビークラブ(10) 対  世田谷区ラグビースクール(10)

※大会規定により抽選を実施。明石ラグビージュニアグラブが次戦進出。
小雨の中、世田谷のキックオフで試合開始。キックオフ後すぐに明石陣ゴール前まで攻め込んだ世田谷だったが、トライに至らず。世田谷はその後5分間、相手陣内で攻撃するが、明石は得点を許さない。6分から形成逆転した明石は10分に右隅にトライし5-0と先制。16分ペナルティを得た世田谷はラインアウトモールから左隅にトライ。5-5の同点でハーフタイム。後半5分、明石自陣ゴール前で得たペナルティを相手陣深く蹴り込みトライ。10-5と再びリードする。11分に世田谷はモールからトライをあげ10-10の同点。そのまま試合は終了し引き分け。抽選の結果、明石が5位決定戦に進むこととなった。

9/17 10:15KO 準決勝
岡山ラグビースクール(7) 対 長崎ラグビースクール(19)

(前半)両チームの攻防から8分、長崎が敵陣ゴール前のモールをFWが押し込みトライ・ゴール成功7点。(後半)8分、長崎が敵陣ゴール前のスクラムからオープンに展開トライ12点18分、長崎が敵陣ゴール前で、岡山ボールのパスミスを拾い飛び込みトライ・ゴール成功19点。若干、FWプレイの精度の差が得点差に表れて来た終盤20分、岡山が最後の意地を見せ初のトライ・ゴール成功7点。

9/17 10:15KO 準決勝
横浜ラグビースクール(26) 対 吹田ラグビースクール(5)

関東と関西の1位同士の対戦となったこの試合。先に得点をしたのは横浜、吹田の激しいディフェンスに立ち上がりは苦しんだが、大型FWがラックを支配、BKのランナーを走らせトライを重ねる。対する吹田は、積極的にBKにボールを供給し早いリサイクルから横浜ゴール前に迫り、相手FWを中央に集めた左に展開。トライを決めるなど、両チームが持ち味を発揮する好ゲームとなった。後半5分風上に立った横浜がキックを有効に使い、ラインアウトモールでトライ。その後も横浜がボールを支配し、吹田がディフェンスを繰り返す時間が続く。再び試合が動いたのは12分。スクラムから横浜がBKを走らせ、ムーブからトライ。試合を決めた。横浜のアタックが目立つ試合だったが、見るべきは横浜のディフェンス。判断よくセットし、内側から激しいプレッシャーをかけ続けるFWと、鋭い出足で吹田の俊足BKを止め続けたことが勝因であったと思う。

9/18 9:00KO 7位決定戦
つくしヤングラガーズ(26) 対 明石ジュニアラグビークラブ(22)

(前半)3分、明石敵陣ゴール前の攻防からオープンに展開トライ・ゴール成功7点。両チーム素晴らしい攻防戦を繰り広げ、つくしのプレイ精度に若干欠けるところをつかれて14分、明石がゴール前のモールを押し込みトライ12点。18分つくしがゴール前の攻防から抜け出し・飛び込みトライ5点。(後半)開始早々1分、明石が中央付近からBKが独走・中央付近にトライ・ゴール成功17点。4分、つくしが左サイドのセットプレーからオープンに展開走り切って中央付近にトライ・ゴール成功12点。5分、つくし風上を上手に使い立て続けにボールを獲得し、オープンに展開中央付近にトライ・ゴール成功19点。15分、逆転を許した明石も左オープンに展開バックスが走り切りトライ22点。両チーム持ち味のバックスを走らすオープンへの展開で手に汗握るシーソーゲームを繰り広げ、17分、つくしが左隅に飛び込みトライ・ゴール成功26点。

9/18 9:00KO 5位決定戦
水戸日立ラグビースクール(19) 対 世田谷区ラグビースクール(38)

台風は過ぎ去ったものの、強風の中の試合。2分世田谷が先制し、5-0。9分、水戸日立は相手陣ゴール前のキックをチャージし、左隅にトライ。ゴールも決まり、5-7と逆点。その後両チームとも1トライを上げ12-14と水戸日立が2点リードで前半終了。後半風上の世田谷は、キックを有効に使い、9分までに3トライを追加。その後18分にもトライを上げ、38-14とリードを広げる。20分、水戸日立が1トライを上げ38-19で世田谷が勝利した。

9/18 9:20KO 3位決定戦
岡山ラグビースクール(7) 対 吹田ラグビースクール(25)

関西勢同士の対戦となったラグビースクールの部の3位決定戦は、岡山ラグビースクールのキックオフで開始された。前半、風上に立った吹田ラグビースクールが立ち上がりから敵陣で優位にゲームを進め、5分の先制トライを皮切りに3本のトライを奪い、岡山ラグビースクールを1トライに抑え、15対7とリードして前半を終えた。後半に入っても巧みなパスワークと力強い突破で攻撃の手を緩めない吹田ラグビースクールが2本のトライを追加し、25対7で勝利を収め、見事第3位に輝いた。

9/18 10:20KO 決勝戦
長崎ラグビースクール(7) 対 横浜ラグビースクール(26)

好天の中、長崎RSのキックオフで試合開始。前半開始早々から、長崎がFWを使って横浜陣内で攻撃を続けるが横浜の粘り強いディフェンスに得点できない状況が続いた。中盤を過ぎると横浜のチームプレーと個人技が絡みあうようになり得点を重ね19-0で前半を終了した。後半に入っても横浜の動ぎは変わらず、長崎のディフェンスを再三突破し前進する。長崎も少ないチャンスの中でゴール前まで攻め込み、インジュアリータイムにトライし、一矢を報いた。白熱した試合は26-7で横浜が勝利し終了した。

第3ブロック(女子の部)

9/17 9:00KO 1回戦
東京都RS女子代表(5) 対 兵庫県女子代表(10)

前半開始早々、兵庫県女子は自陣から右へ展開し最後は3番が中央にトライ5-0と幸先のいいスタートを切った。その後は両チームとも敵陣に入る事ができない内容が続いたが、兵庫女子は前半終了間際に敵陣20m付近のラックからこぼれたボールを左へ持ち込み、左中間へトライ5点を追加し10-0で前半を終了した。後半に入り、小さなミスが続き中々敵陣へ入ることができない中、東京女子は後半5分ゴール前のラックから左へ持ち込み左左中間へトライ5点を返したが、反撃もここまでで10-5で惜しくもノーサイドを迎えた。

9/17 9:00KO 1回戦
長崎県女子代表(0) 対 大阪府女子代表(40)

小雨の中、大阪府女子のキックオフで試合が始まった。前半早々より、スピードに優る大阪府女子が3分、5分、7分と立て続けにトライし、前半を19-0で終了した。後半に入っても大阪府女子のテンポのよい攻撃に、長崎も粘り強くディフェンスするが、大阪女子の優位は変わらなかった。後半も大阪女子が3トライを追加し40-0で終了した。体力的に勝る大阪女子が終始優位にゲームを進め、試合をコントロールしたが長崎の連続攻撃にもかなりの可能性が見えた。

9/17 9:00KO 1回戦
福岡県女子代表(19) 対 関東女子代表(12)

台風18号の影響で時折、雨が降るコンディションの中、関東女子のキックオフでゲールが始まった。前半2分、自陣からキックで攻め込んだ福岡県女子がそのままインゴールに飛び込み先制トライを挙げた。さらに福岡女子代表が1トライを追加し、14点をリードして前半を終えた。後半に入ると、関東女子が反撃を開始。後半3分、大きく展開してバックスが中央にトライし7点差に迫った。しかし、走力に勝る福岡県女子が6分にトライを挙げ、終了間際に1トライを返した関東女子代表を振り切った。

9/17 9:00KO 1回戦
近畿女子代表(0) 対 神奈川県女子代表(10)

大きいCTBを起点にボールを動かそうとする近畿に対し、小柄なボールを細かくつなぎ、全員で広くグラウンドを使おうとする両チーム。前半は両チームが持ち味を発揮し、一進一退で終わった。試合が動いたのは後半1分。神奈川女子が連続でラックを確保。左に展開し中央にトライ。ここで初戦の硬さがとれた両チームが持ち味を発揮し一進一退で終わった。試合が動いたのは後半1分。神奈川が連続でラックを確保、左に展開し中央にトライ。ここで初戦の硬さがとれた両チームがボールを大きく動かし始め7人制らしい展開が続いた。勝敗を分けたのは個々のコントロールの差。確実に相手を致し、ターンオーバーを重ねた神奈川が2トライで勝った。

9/17 11:20KO 敗者戦
東京都RS女子代表(39) 対 長崎県女子代表(0)

(前半)開始早々2分、東京都のオープン攻撃から中央にトライ・ゴール成功7点。その後5分、東京都がスクラムからオープンに展開トライ12点。ハーフタイム寸前の7分にも東京都がオープンに走りトライ17点。(後半)開始早々の1分、3分、5分、6分とグランドを縦横無尽に走り回りトライを重ね、ノーサイドの笛が鳴った時には東京都が39点の大量得点。両チーム共に果敢に攻めてはいたものの、東京都がスキル及びフィットネス共に長崎を上回った試合となった。

9/17 11:20KO 敗者戦
関東女子代表(19) 対  近畿女子代表(0)

キックオフでプレッシャーをかけた関東が、近畿がミスしたボールを拾い走り切ってトライ。直後のシンビンで数的優位に立った近畿はチャンスを生かすことができない。近畿がBKの縦への突進からチャンスメイクを試みるも関東がボールを大きく動かし、素早いリサイクルからトライを重ねた。近畿女子も大型のBKで何度か突破を試みるも関東の出足の鋭いディフェンスのプレッシャーで思うようなプレーができなかった。

9/17 11:20KO 準決勝
兵庫県女子代表(10) 対 大阪府女子代表(24)

大阪府女子のキックオフで試合開始。4分、大阪が先制トライ。ゴールも決まり7-0。兵庫もビッグゲインをしてゴール前まで迫るが、大阪府の粘り強いディフェンスに止められてしまう。7分、ペナルティを得た兵庫が展開してトライ。7-5としたところでハーフタイム。後半1分、大阪女子がトライを挙げて12-5とリードを広げるが、3分に兵庫がトライして12-10と再び2点差に。大阪はスタミナが切れず、5分、7分とトライを重ね、24-10とリードを広げて試合終了。大阪が決勝戦進出を決めた。

9/17 11:20KO 準決勝
福岡県女子代表(12) 対 神奈川県女子代表(12)

※大会規定により抽選を実施。神奈川県女子代表が次戦進出。
前半1分神奈川県のラインが良く前に出て、フェーズを重ねて5番がラインブレイクしトライ、ゴールも決まって7点を先制、6分にも神奈川県はアタックを継続し1番トライ5点を追加して12対0で神奈川県が福岡をリードして前半が終了した。後半1分、福岡が相手ゴール前のスクラムから左に展開して5番がトライ、ゴールも決めて7点を返した。3分に福岡が右に展開してループプレーで5番が抜けてトライ、5点を返して同点。後半になり一転、流れが変わり前に出た福岡が圧倒したが、抽選の結果は神奈川県が決勝進出した。

9/18 9:00KO 7位決定戦
長崎県女子代表(0) 対 近畿女子代表(24)

前半2分近畿がモール20m程押し込み左に展開して3番がトライ、5点を先制。前半4分右オープン攻撃パスをつないで6番トライ、5点を追加。前半5分にも続いて6番がラインブレイクしてトライ、ゴール成功し、前半終了17-0で近畿が長崎をリード。後半3分近畿は、相手ゴール前のスクラムからサイドを1番がついてトライ、ゴールも決まり7点を追加しそのままノーサイド。24対0で近畿が勝利した。近畿は終始、攻守に前に出て長崎にプレッシャーをかけ続けて勝利を手にした。

9/18 8:50KO 5位決定戦
東京都RS女子代表(0) 対 関東女子代表(17)

台風一過の聖典となったメイングラウンド3部5位決定戦、東京女子代表と関東女子代表の関東地区同士の対戦となった。展開力があり全員で走ってつなぐ同じような特徴を持つ両チームだが、前半は関東が激しいコンタクトでターンオーバーを繰り返し、東京陣内でゲームを進めるも攻めきれないシーンが続く。後半もターンオーバーからの展開で関東がトライ。東京は接点で劣勢、ペナルティが多く、波に乗ることができない。素早く大きくボールを動かし、スペースに積極的に走り込んだ関東が、終始ゲームを支配し関東予選の雪辱を果たした。

9/18 9:15KO 3位決定戦
兵庫県女子代表(24) 対 福岡県女子代表(10)

昨日よりかなり上昇した気温の中、福岡県のキックオフで試合が始まった。前半はラックよりのターンオーバーやペナルティからのボールをワイドにつないだ兵庫県代表が3トライを奪い終了した。17-0。後半は、福岡県のディフェンスにミスが続き、兵庫県がトライをして点差が開くかと思われたが、福岡県が修正しターンオーバーからストライクを連取し追い上げた。しかし後半の失点が響き、24-10で試合終了。兵庫県が勝利した。

9/18 9:40KO 決勝戦
大阪府女子代表(0) 対 神奈川県女子代表(7)

正式開催された第3ブロック(女子)の決勝戦は、共に優勝を目指す大阪府女子代表と神奈川県女子代表の対戦となった。激しいブレイクダウンが繰り広げられ、一進一退の攻防の中、両チーム決めてを欠き、0対0で前半を終了した。後半もお互いに攻め込んではペナルティでチャンスを潰していたが、終了間際、神奈川県が自陣からパスをつないで1番がラインブレイクし独走、走り切って決勝トライ、ゴールも決めて7対0でノーサイド。神奈川県女子が初代女王に輝いた。