BIOGRAPHY
神戸製鋼では入社一年目から右PRを務め、力強いスクラムと、相手を仰向けに倒す強烈なタックルで存在感を放っている。特に、相手の巨漢ロックがスピードをつけて走り込んできたときのピンポイントのタックルは何度も客席を沸かせてきた。2009年の日本代表入り後もプレーぶりは変わらず、2012年11月10日、日本代表のヨーロッパ遠征でのテストマッチ初勝利となった対ルーマニア戦でも活躍した。京都産業大学時代は、同じく日本代表プロップとなった長江有祐と同期で、第43回全国大学選手権でベスト4に進出。神戸製鋼のイヤーブック2014-2015のおもしろ企画「コベルコスティーラーズ白書2014」では、「雪山で遭難したら、生き残りそうなチームメイトは？」という質問に、チームメイトのアンドリース・ベッカーが「山下裕史。太った熊なので、冬眠するはず」と書くなど、愛されるキャラクター。趣味は、子育て、ドライブ、メダカの飼育、自転車。本人曰く、意外な特技は、スノーボード。愛称「ヤンブー」